カラー
概要
ソワスレラ帝国でもそこそこ有力な貴族、ルクスレア公爵の一人娘。
生まれたことと引き換えに母が死亡、そのことから父に憎悪を抱かれつつ育てられた。
幼いころから政治の道具として使われたり勝手に周囲を魅了してしまうせいで散々な目に遭ってきたため、普通の人間として接してくれた親戚の兄様ととある同級生には凄く懐いている。
世間ではルクスレア令嬢殺害事件にて殺害されたと見られているが、事実は生まれつき色欲の大罪因子を持つ珍しい被検体として魔界で研究材料とされていた。サキュバスの心臓を生で食わされたり、催眠をかけなければ殺される状況に放り込まれたりと、そこそこ酷い目に遭って強引に色欲の力を上げさせられた。
1年(魔界では10年)経ったあと、「ダンジョンマスターとして人間を誑かす」という名目で魔界の主を説得。ダンジョンコアを貰い魔界から脱出した。
当初は色欲の力に振り回され暴走気味だったが、薄明の愛情や暴走を諫めてくれた幾人のおかげで克服。
今は数多の冒険者の恋愛を応援し見守る一般通過女。
ルクスレア領内に潜む殲魔教団を排除しないと実は生きていたと公表しづらいため現在情報収集中。ちゃんと祖国想い。
能力
体力 | 魔力 | 筋力 | 器用 | 敏捷 | 知力 | 精神 | 幸運 | 属性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C+ | C+ | D+ | S+ | B | S | A | D | 精神 |
四丁拳銃:D
背負った魔導機から生える2本の機械腕と両手で四丁。
親戚の兄様に教えてもらった戦闘技術。知識はあるが実戦経験はほとんどない。
機装技術:A
機械や魔導器を扱い、開発するための技術。ソワスレラ貴族らしい。
基本的なものはもちろん精密な機器も難なく扱うことができ、素材次第では高ランクの装備を製作することも可能。
オーバーテクノロジーは設計書を見て理解することで精いっぱい。
心理学:A+
人間の心理や行動を科学的な方法で研究し、理解することを目的とする学問。
後述の能力で精神に干渉する際、この技術で補助することで効果上昇や耐性貫通を狙う。
大罪因子(色欲・王権):S
誘惑と魅了、官能と幻惑、快楽と支配を司る大罪の力。
その者の悪徳に応じて大罪の力が発現する。
種族が大罪の悪魔に変化し、代償として対応した渇望が強くなる精神汚染に侵される。
精神性と練度によってランクアップし、基礎ステータスが向上する。
色欲の場合、更に魅力強化・快楽強化・魅了のオーラ等が付与される。
『艶言浮詞〈チャームボイス〉』
魅力で都合のいいように動いてもらう色欲スキルその1。
発動者の命令に従いたくなる精神汚染。声で伝えるのが条件。
『夢幻泡影〈モザイクロール〉』
都合のいい夢を見させる色欲スキルその2。
対象に幻覚症状を引き起こす精神汚染。内容は術者側で調整が可能。
『多感多情〈エクセスフィール〉』
五感を操りより強く溺れさせる色欲スキルその3。
指定した対象もしくは自分の感覚の倍率を増減させる。
「痛覚3倍」「視覚0倍」「酸味の味覚5倍」等、幅広く応用が効く。
『以心伝心〈エモートリンク〉』
快楽をより多くの人に伝播させる色欲スキルその4。
指定した対象の感覚やダメージ、精神汚染等を共有させる。
何を共有させるかは術者に完全に委ねられる。
『一心不乱〈ブラインドラヴ〉』
一途な愛によって目覚めた色欲の贖罪スキル。己の罪を克服した証。
対象の精神汚染・精神干渉を解除し、一定時間それらの耐性を上昇させる。
また自身の大罪による精神汚染を大きく軽減する。
装備
背面装着式魔導機
2本の機械腕や道具の収納、ポータルの生成等を担う自作の雑用装置。
恋の花咲くや〈コノハナサクヤ〉
第5等級侵食兵器
桃色の拳銃。殺傷力がない代わりに被弾した者は精神汚染耐性が低下する。
心の花散る姫〈コノハナチルヒメ〉
第5等級通常兵器
白色の拳銃。精神汚染の影響下にある者に対して特効効果を持つ。
竜氷盾の腕輪
結婚祝いの返礼品。
強力な冷気耐性の付与と魔力回復速度の向上、竜氷盾の精製機能が付いている
備考
メインキャラの1人。カタログスペックは意外と悪くないが、性格と経験的に戦闘は不得手。
デバッファー・サポーターとしてはピカイチ。